バブル入社組の2024年…プライドと価値観

アラ還バブル世代

2024年の「アラ還」世代は、御年60歳前後です。

一方、バブル世代は1965年から1970年頃に生まれた人々が中心です。

バブル世代は、今、アラ還なんです。

アラ還になって気になる雑誌や記事が変わってきた

50代後半になると、自然と目が向くネット記事の見出しや書店で手に取ってしまう雑誌、あるいはコンテンツは30代や40代のそれとは対象が異なります。

ジャンルで言えば、セカンドキャリアや趣味、健康、そして将来のお金に関するものなどが多いのでしょうか。

興味の対象の好き嫌いであれば、どうしても年齢の変化とともに変わります。
しかし、この年代の興味の対象に関して言えば、単に好き嫌い、では収まりきらない一定の傾向があることに気が付きます。

まずバブル時代の興味対象を振り返ると、世の中の流行から落ちこぼれたくない一心なのか、ポパイ、anan、Hanako、fineなどの雑誌や片岡義男のトレンド系書籍は抑えておく。
その一方で『思考は現実化する』も読んでおく。
時代の先取り感やアンテナの感度が高かった気がします。

では今は、と言えば「今からで遅くない投資信託」とか「一人の趣味の見つけ方」さらには「熟年離婚から始まる自分探し」などなど。
時代の先取りではなく、時代に順応すること、ライフステージへの適応などの未知数要素が軸なのでしょうか?

アラ還バブルの関心とは

そんなジャンルに興味対象が移るアラ還バブル。

社会的責任も出来上がりつつ、セカンドキャリアをしっかりとイメージする時期に差し掛かっている時期です。
一方で、再雇用や雇用継続、再就職など将来不安のための具体的アクションも迫られている。

にも拘わらず、どこか楽観視、他人事感で捉えている気がします。

もとろんそうでない方もいらっしゃると思いますが、なぜ楽観視しているか?自分を振り返ります。

改めてバブル世代の特徴と価値観をアップデートできない悲しさ

貯蓄より消費を優先する。
欲しいものは手に入れる。
ブランドにはやたら詳しい。そのくせ今、投資銘柄は詳しくない。
就職にしても、複数内定が普通だった。

バブル期に経済的な豊かさや成功を経験した世代は、「自分たちはなんとかなる」という過去の成功体験が強く残っていることが多いです。
そんな過去の成功体験、政府や企業への依存は心理的な自己防衛につながって、それは社会的な変化への適応の遅れなどに影響していると考えます。

世代間による影響度の違いはあっても、社会的不安や社会課題の直面はバブル世代に限ったことではありません。

しかしバブル世代には、これまでの消費優先の価値観やブランド志向が、現代の経済環境にそぐわないとうっすらと感じる場面が増えています。

セカンドキャリアや将来の資産にキッチリと向き合ってはいるのです。

ただ、昔からアップデートされていない価値観で向き合っているのです。

どうしたらいい?— アラ還バブルへの提言

  • 過去の成功に固執せず現実を直視する
  • 若い世代から新しい価値観やスキルを積極的に学ぶ姿勢を持つ
  • 現代のトレンドに対してオープンなマインドを持ち続けることが重要。

価値観UpdatePlan!
ネットや雑誌でアドバイスされますが、いやいや、むちゃくちゃハードルが高いですよね

そこで。

1週間
「過去の話をしない」
意識的に自分の成功体験や武勇伝、知識の押し売り、おせっかいを控える。
もはやバブルネタを話すこと自体恥ずかしいことだと認識する。

まずは、今の自分に何ができるかに意識を向けてみようかと考えています。

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